
TOEIC L&R で900点超え、リスニング満点を取ってから英語の勉強法について質問をいただくことが増えました。
そこで、実際に自分でやった英語学習法や使った教材などで効果があったものを順次紹介していきます。
この記事では、TOEIC L&R 900点超えの決定打となった教材を紹介します。
私は、3年前にやり直し英語学習を始めました。
それまでTOEICのスコアは400点台でしたが、やり直し英語学習を始めて半年ほどで800点を突破することができました。
ところが、それから1年以上900点の壁を越えることができず、いわゆる「中級の高原」にはまってしまいました。
そこから抜け出すためにいろいろな英語学習法や教材を試したもののうまくいかず、もがき苦しみました。
そして、最後の望みとして選んだのがアルクの「TOEIC LISTENING AND READING TEST 完全攻略900点コース」です。
この教材は、「余裕で900点を取る力を身に付けること」を目的とした通信講座です。
本来、6カ月間のコースですが、私は3カ月分やった時点でTOEIC L&Rを受けてみました。
結果は910点。
半分の量をこなしただけで900点を突破し、しかもリスニングは満点だったので効果は絶大でした。
まさに、看板に偽りなしですね。
この記事を読めば、あなたもTOEIC L&R 900点は夢ではありませんよ!
《この記事の主な対象》
- TOEIC L&R 700〜800点台で900点をめざしている人
- 余裕でTOEIC L&R 900点取りたい人
- TOEIC対策だけでなく、実際に使える英語力を付けたい人
「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」はどんな教材か?
「TOEIC LISTENING AND READING TEST 完全攻略900点コース」は、アルクの通信講座です。
私がこの教材を使った理由は3つあります。
- 「余裕で900点を取る力を身に付けることを目標」としていること
- Tommyこと大里秀介さんが監修をしていること
- アルクの通信講座だから信頼できること
それぞれ詳しく説明します。
1.「余裕で900点を取る力を身に付けることを目標」としていること
私は、TOEIC L&R 900点を目標にしていましたが、それは英語を使って仕事をするには、最低でもそれくらいの英語力が必要だと思っていたからです。
だから、TOEICでしか通用しないテクニックだけを駆使して900点取りさえすればいい、とは思っていませんでした。
もちろん、TOEICのためのテクニックを否定するつもりではありません。
たとえば、私も「先読み」はしますが、「先読み」に頼らなくても正解できる力を付けたいということです。
そんな私にとって、「余裕で900点取る力を身に付ける」というコンセプトはピッタリでした。
2.Tommyこと大里秀介さんが監修をしていること
Tommyこと大里秀介さんは、サッポロビールに勤務する現役のサラリーマンです。
TOEIC990点を取得して、カナダでの海外勤務を経験し、TOEICに関する書籍を執筆したり、セミナーなどでTOEICスコアアップの指導者としても活躍されています。
同じサラリーマンの身として憧れの存在であり、尊敬しているTommyさんが監修されているということで興味を持ちました。
3.アルクの通信講座だから信頼できること
アルクは、通信講座「ヒアリングマラソン」や英語学習月間誌「イングリッシュジャーナル」などで有名な語学教育の総合企業です。
私も「キクタン」シリーズや「TOEICテスト究極のゼミ」シリーズなど、アルクの教材はかなり利用していました。
英語学習に力を入れている企業だけにどれも質が高くて、英語力を高めるために役に立ちました。
そんなアルクが満を持して開発した教材なので信頼できると思いました。
結果的に期待通り、いやリスニング満点取れたので、期待以上の成果が出せました。
「余裕で900点取る力を身に付ける」という言葉を信じてよかったです(笑)
「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」の教材構成
「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」は6カ月間の通信講座です。
最初に、次のような教材が届きます。
●コースガイド
学習の進め方、テストの提出方法などについて説明されています。

●テキストブック
週の1〜3日目に学習するプロジェクトを掲載した教材です。
6冊あるので、1カ月で1冊終わらせるペースで取り組みます。

●ウイークリー・テストブック
週の4〜5日目に取り組むTOEIC形式の問題が掲載されています。
●マンスリー・テストブック
1〜4カ月目の月末に取り組むTOEIC形式の問題が掲載されています。

●マンスリー・テスト5
5カ月の学習を終えてから受ける、実際のTOEICテストと同形式、同問題数のテストです。
●ファイナルテスト
コース受講後の英語力をTOEICテストと同形式、同問題数で測定するテストです。

●ワードブック
900点突破のために必須の720語を英語の語義、例文とともに掲載した単語集です。

●教材音声
学習で使用する教材音声のCDが13枚届きます。

「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」の内容と学習の進め方
実際に3カ月分取り組んだので、「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」の内容と学習の進め方を紹介します。
●1カ月目
まずは、大里先生の動画メッセージを見ましょう。
毎月の学習で使用するテキストブックの巻頭には、学習に役立つアドバイスを掲載した「監修者メッセージ」のコーナーがあります。
そこに掲載されたQRコードを読み取るか、URLを入力すると大里先生の「動画メッセージ」を閲覧することができます。
とても勇気づけられてモチベーションが上がるので、毎月の学習を始める前に視聴することをおすすめします。
週の1〜3日目は、テキストブック1を使って「プロジェクト学習」を行います。
それによって、ビジネスや日常生活で実際に遭遇しそうな場面を想定して、いろいろな課題に取り組み、TOEIC900点を余裕で突破するために必要な英語の総合力を養うことができます。
1つのプロジェクトには3日間取り組み、英文を速く正確に理解する力を身に付けられるように工夫されています。
①概要把握
1日目は、ミッションを意識して英文を読んだり、聞いたりしてプロジェクトの概要を把握します。
②ミッション達成
2日目は、プロジェクトを1〜3回程度読んだり、聞いたりして、ミッションを達成します。
そのあと、サマリー&ソリューションで答え合わせします。
③詳細理解
3日目は、各英文を復習し、わからなかったところを理解します。
テキストブック1のプロジェクトのミッションは、次の通りです。
第1週:複雑なスケジュール調整
第2週:顧客からの大口注文に対応
第3週:移転先の新居を探せ
第4週:出張の移動手段を手配せよ
どれも外資系企業や海外の企業との取引でありそうな業務だったり、海外出張や海外への転勤で経験しそうなリアルなシチュエーションが設定されています。
TOEIC対策の問題をただ解くより、はるかに実用的だし、楽しく取り組むことができます。
1〜3週目の4〜5日目は、ウイークリー・テストブックに掲載されているTOEIC形式の問題で力試しします。
1回目は制限時間通りに問題を一通り解き、2回目は制限時間なしで問題を再度解いて答え合わせします。
4週目の4〜5日目は、マンスリー・テストブックに掲載されているマンスリーテスト100問を解きます。
●2カ月目
学習の流れは1カ月目と同じなので、テキストブック2のプロジェクトのミッションを紹介します。
第1週:社内の備品を買い替えよう
第2週:社内研修を企画せよ
第3週:ごみの処理方法を考えよう
第4週:海外進出の候補地を選べ
●3カ月目
学習の流れは1カ月目と同じなので、テキストブック3のプロジェクトのミッションを紹介します。
第1週:企業に人材を紹介しよう
第2週:条件に合う工場を選べ
第3週:親しい人へのプレゼント選び
第4週:クリーン・エネルギーの導入
「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」はどんな人におすすめか?
今回、TOEIC L&Rを受検する前の3カ月間は、「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」しかTOEIC対策の勉強はしていません。
最近は、800点台は安定的に取れていたので、「TOEIC L&R 完全攻略900点コース」だけで900点を突破したとまでは言いませんが、壁を越えるための最後の一押しになったことは確実です。
私と同じように、TOEIC L&R 800点台の人がしっかり取り組めば、900点を突破できる可能性は極めて高いと思います。
特に、「余裕で900点を取る力を身に付けたい人」には、文句なしにおすすめします。
TOEIC L&R 700点台以下の人は、同じ「TOEIC L&R 完全攻略コース」に、超入門、500点、600点、700点、800点コースがあるので、自分の目標スコアのコースを選ぶと良いと思います。
また、たとえば現在TOEIC L&R 700点台の人なら、800点コースと900点コースをセット割引で受講できるお得な制度もあります。
私も、TOEIC L&R 400点台からやり直し英語学習を始めて、900点という目標を達成することができました。
次は、あなたがTOEIC L&R 900点という夢を実現されることを心から応援しています。