
伝説的なロックスター エルトン・ジョンの生き様を赤裸々につづった映画「ロケットマン」がイギリス、アメリカなどで公開され、世界中で話題を集めています。
日本でも8月23日(金)に公開されたので、早速観てきました。
最初から最後まで涙腺がゆるみっぱなしでした。
クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」とアバの名曲を使ったミュージカル映画「マンマ・ミーア」を掛け合わせたイメージですね。
映画を観て、エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーには共通点が多いことに気づかされました。
映画「ロケットマン」では、主演のタロン・エガートン自身がエルトン・ジョンの名曲を熱唱し、サウンドトラックも発売されています。
もちろん歌唱力の高いタロン・エガートンの歌声も素敵ですが、この機会にエルトン・ジョンのオリジナル・バージョンも聴いて欲しいです。
映画のタイトルにもなっている「ロケットマン」、代表曲「ユア・ソング」をはじめ、いま聴いてもまったく色あせることのない素晴らしい楽曲が数多くあります。
この記事では、映画「ロケットマン」の予告編とサウンドトラックやエルトン・ジョンの名曲の数々を紹介します。
タロン・エガートンのカバー曲とエルトン・ジョンのオリジナル曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。
映画「ロケットマン」の予告編を楽しもう!
映画「ロケットマン」は伝説のロックスター エルトン・ジョンの波乱万丈の半生を赤裸々に描いた話題作です。
監督は「ボヘミアン・ラプソディ」のデクスター・フレッチャー、主演は「キングスマン」のタロン・エガートンです。
こちらは、パラマウント・ピクチャーのオフィシャル・シザ―・トレイラーです。
タロン・エガートンは歌唱力の高さを生かして、エルトン・ジョンの名曲の数々を自ら歌っています。
パラマウント・ピクチャーのオフィシャル・トレーラー(予告編)では、その歌声の一部を聴くことができます。
映画のオフィシャルサイトでは、日本版の予告編や最新ニュース、公開劇場一覧などが確認できるのでチェックしてみてください。
「ロケットマン」のサウンドトラックを楽しもう!
映画「ロケットマン」のサウンドトラックでは、タロン・エガートンが歌うエルトン・ジョンの数々の名曲を聴くことができます。
映画のタイトルにもなっている「Rocket Man」、エルトン・ジョンの代表曲「Your Song」などが収められています。
映画の中で使われている楽曲やセリフが収録されているので、エルトン・ジョンのオリジナルとはアレンジが違う曲もあり興味深いですね。
映画のストーリーとそのシーンで使われている楽曲の歌詞や曲調が合っているので、エルトン・ジョンの感情がリアルに伝わってきました。
ラストの「(I’m Gonna) Love Me Again」では、エルトン・ジョンとタロン・エガートンが共演しています。
【収録曲】
1.The Bitch Is Back – Introduction
2.I Want Love
3.Saturday Night’s Alright(For Fighting)
4.Thank You For All Your Loving
5.Border Song
6.Rock And Roll Madonna – Interlude
7.Your Song
8.Amoreena
9.Crocodile Rock
10.Tiny Dancer
11.Take Me To The Pilot
12.Hercules
13.Don’t Go Breaking My Heart – Interlude
14.Honky Cat
15.Pinball Wizard – Interlude
16.Rocket Man
17.Bennie And The Jets – Interlude
18.Don’t Let The Sun Go Down On
19.Sorry Seems To Be The Hardest Word
20.Goodbye Yellow Brick Road
21.I’m Still Standing
22.(I’m Gonna) Love Me Again
エルトン・ジョンの名曲をオリジナルで楽しもう!
映画の中で使われている曲をはじめ、70年代からエルトン・ジョンを聴き続けている私のおすすめの名曲を紹介します。
Rocket Man
映画のタイトルにもなっているエルトン・ジョンの代表曲のひとつです。
1972年に発売された5枚目のアルバム「ホンキー・シャトー(Honky Château)」からシングルカットされました。
エルトン・ジョンの曲の中でもベスト3に入る私のフェイバリットソングです。
Your Song
1970年に発売されたセカンドアルバム「Elton John」に収録され、シングルは全英・全米の初のヒットチャートトップ10入りしたエルトン・ジョンの代表曲です。
シンプルなピアノの演奏からはじまる本当に美しい曲ですね。
こちらの動画は、1971年のライブバージョンです。
Goodbye Yellow Brick Road
1973年に発表された同名の大ヒットアルバム「Goodbye Yellow Brick Road」に収録され、シングルも全英・全米チャートでトップ5入りしています。
印象的なピアノのイントロから始まるエルトン・ジョンの曲の中で私が一番好きな曲です。
Bennie and the Jets
「Bennie and the Jets」も、エルトン・ジョン7枚目のアルバム「Goodbye Yellow Brick Road」からシングルカットされ大ヒットした曲です。
Candle In The Wind
アルバム「Goodbye Yellow Brick Road」からのシングルカット曲です。
もともとはノーマ・ジーンことマリリン・モンローに捧げた曲ですが、ダイアナ妃が亡くなったときにはエルトン・ジョンがセルフ・カバーをしてダイアナ妃の死を悼みました。
Saturday Night’s Alright (For Fighting)
アルバム「Goodbye Yellow Brick Road」からシングルカットされたエルトン・ジョンのロックの代表曲のひとつです。
Don’t Let The Sun Go Down On Me
1974年に発表されたエルトン・ジョン8枚目のアルバム「Caribou」からのシングルカット曲です。
コーラスでビーチ・ボーイズが参加しています。
後に、ジョージ・マイケルとのデュエット曲も大ヒットしました。
Daniel
1973年発表のエルトン・ジョン6枚目のアルバム「Don’t Shoot Me I’m Only the Piano Player」からシングルカットされたヒット曲。
Crocodile Rock
アルバム「Don’t Shoot Me I’m Only the Piano Player」の先行シングルとして発売され、自身初の全米シングルチャートNo.1を獲得したエルトン・ジョンのロックの代表曲。
Tiny Dancer
1971年に発表されたエルトン・ジョン4枚目のアルバム「Madman Across the Water」からシングルカットされた曲。
映画「ロケットマン」の中でも印象的なシーンで使われています。
Can You Feel the Love Tonight
ディズニー映画「ライオン・キング」の主題歌。
アカデミー歌曲賞、ゴールデングローブ賞主題歌賞、グラミー賞最優秀男性ポップ歌手賞を受賞した名曲中の名曲です。
この記事で紹介した代表曲を含むエルトン・ジョンのベストアルバムも発売されています。