
NHKラジオ講座を使って英語学習している人は多いのではないでしょうか?
中でも、最高峰の「実践ビジネス英語」は、英語学習者にとって憧れの存在ですよね。
私は、NHKラジオの基礎英語1・2・3からやり直し英語を始めて、ラジオ英会話、入門ビジネス英語、実践ビジネス英語としだいにステップアップしていきました。
基礎英語をやっていたころは、「実践ビジネス英語」は雲の上の存在。
それだけに、自分が「実践ビジネス英語」を使って英語学習できるようになったときは、「とうとう、ここまで来れたんだなぁ」という感慨もひとしおでした。
とはいえ、せいぜいビニェット(会話の一場面)をリスニング、リーディング、音読、シャドーイングする程度でした。
「実践ビジネス英語を使って、もっと効果的に英語学習する方法があるといいなぁ」と常々思っていたところ、ありました!!!
それは、CDブック「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を使ったオンライン英語トレーニングです。
各ビニェットや同じシチュエーションの別場面のスクリプトの中で使われている表現を使ってロールプレイしながら、実際に自分で使えるようにトレーニングします。
この記事では、具体的なトレーニング方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
現在、実践ビジネス英語を使って学習している人はもちろん、まだ使ったことがなくても、中級(TOEIC 700点、英検準一級程度)以上の英語学習者には超オススメですよ。
実践ビジネス英語に出てくる英語表現を自分でも使いこなせるようになったら、確実に英語上級者の仲間入りできますね。がんばりましょう!!!
「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズ ベストセレクション」とは?
「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」は、NHK出版が発行しているCDブックです。
2014年度~2015年度にNHKラジオで放送された「実践ビジネス英語」梅村聖四シリーズの48レッスンから厳選した20本のビニェットが収録されています。
レッスン1では、ジェントリフィケーション(Gentrification)がテーマになっていますが、英検1級のリーディングでまさにジェントリフィケーションに関する問題が出題されていました。
英検1級対策として「実践ビジネス英語」を使っている人が多いのも、うなづけますね。
ほかにも、メール過多(Email Overload)、会話術を磨く(Honing Conversational Skills)、バイリンガルの強み(Bilingual Advantage)、人間対ロボット(Man Versus Robot)など英語圏のビジネスシーンで話題に上りやすいテーマが取り上げられています。
基本的な構成は、左ページにビニェットの英文と「Word Watch」、右ページにビニェットの日本語訳と「Words and Phrases」の見開きになっていて使いやすいです。
CDには、全ビニェットが英語で収録されています。
「実践ビジネス英語」ファンはもちろん、CEFRのC1レベル(英検1級、TOEIC 900点台後半レベル)で、これほど質の高い教材はあまりないので、中級~上級の英語学習者ならぜひ使いこなしたい一冊です。
「スパトレ(SPTR)」の「実践ビジネス英語」を使ったオンライン英語トレーニングとは?
私が利用している第二言語習得論に基づくオンライン英語トレーニング「スパトレ(SPTR)」では、CDブック「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を使ってトレーニングすることができます。
※「スパトレ(SPTR)」に関する詳しい情報は、こちらの公式ページをご覧ください。
「スパトレ(SPTR)」では、なんと約90種類の市販の英語教材を使ってレッスンを受けることができるんです。そのうちの一つが「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」です。
「スパトレ(SPTR)」で「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を使ったレッスンを受ける方法は、次の通りです。
トレーニングテーマの選択画面で「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を選択

↓
トレーナーとトレーニング日時を選択して「予約する」をクリック!

ここからは、具体的なトレーニング方法について説明します。
【学習目的】
学んだ表現を用いてロールプレーを行い、「実際の場面で使える」ようになることを目指します。
対話形式で訓練にすることにより、学んだ語彙を利用可能な状態で「知識データベース」に蓄積できます。
また、瞬時に英文の受け答えが求められるので、英語の「組み立て力」、「インタラクションスキル」の強化も可能です。
さらにトレーナーとの実践により、一人では難しい発音のチェックを行うこともできます。
【宿題】
レッスンの予約をしたら宿題が出されます。次のステップに従って、予習しましょう。
STEP 1:CDの音声を聞いて内容を推測します。聞いた後にテキストで内容を確認してください。
STEP 2 :この段階で、不明な語句や用法を調べましょう。
STEP 3 :音声を聞き、音に出さなくても構わないので繰り返し読んでください。
私は、これに加えて、音読、シャドーイング、余裕があれば暗唱も行っています。
一般的なオンライン英会話と違って、必ず「予習」するのが前提になっているところが「スパトレ(SPTR)」最大の特長です。
インプット(聞く・読む)して理解したことをアウトプット(話す・書く)するのが、効果的な英語学習の基本です。
できるだけしっかり事前準備して、オンラインレッスンを受けるのが効果的ですよ。
【トレーニングの流れ】
STEP 1: トレーナーが、内容の理解度を確認する質問をするので、英語で答えます。
STEP 2: トレーナーが教材本文を読むので、後に続いて読んでください。
STEP 3: トレーナーが同じシチュエーションの別場面のスクリプトをチャットボックスに貼り付けるので、それをみながらセリフを交互に読みます。
STEP 4: 最後はスクリプトなしで、実際の利用場面をシミュレーションしながらロールプレイを行います。
実際に私が受けたオンラインレッスンのSTEP1では、次のような質問をされました。
- ある登場人物はどんな人か?
- 登場人物の一人は、なぜそのような発言をしたのか?
- ビニェットの中で話されていることは何か?
予習しておかないとまったく歯が立たない、ということがおわかりいただけたのではないでしょうか?
また、STEP3のスクリプトでは、「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」のビニェットで使われている表現が、別の登場人物の会話の中で出てきます。
重要な表現をいろいろなシチュエーションの中で使ってみると、理解度と定着率が高まるので効果的です。
オンラインレッスンの最後は、スクリプトなしでのロールプレイです。
ビニェットや別場面のスクリプトに出てきた表現を、会話の中で実際に自分で使ってみましょう。
【復習】
オンラインレッスン終了後には、トレーナーから良かった点と改善ポイントについてのフィードバックがあります。
また、オンラインレッスンの様子を録画した動画を1か月間視聴することができます。
トレーナーからの質問や自分が答えた内容を確認することができるので、重要表現を自分で使いこなせるようになるまで復習するのに便利ですよ。
まとめ
今回は、「スパトレ(SPTR)」の「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を使った効果的な学習方法について、具体的に紹介しました。
「スパトレ(SPTR)」の英語トレーニングは、第二言語習得論の研究成果に基づいて、科学的に設計されています。
ビニェットをリスニング、リーディングして内容を理解し、重要表現を別場面のスクリプトでも学習し、最後は学んだ英語表現を使ってロールプレイすることで、自分で使いこなせるようにしていく、というステップは秀逸です。
ここまで科学的に組み立てられた英語トレーニング法を考案した人に敬意を表します。本当に素晴らしいです。
「実践ビジネス英語」は、NHKラジオ講座の中でも最高難度なので簡単ではありませんが、このレベルの英語を使いこなせるようになったらCEFRのC1レベルに到達できます。
これは、英検1級、TOEIC900点台後半の英語力に相当します。
中級を卒業して上級レベルをめざしたい人や、もう一段上の英語力を身につけたい上級者は、ぜひチェレンジしてみてください。
今回、記事の中で紹介した「スパトレ(SPTR)」では、初回実力診断付きの7日間無料トライアルを利用することができます。

「スパトレ(SPTR)」の7日間無料トライアルで、実際に「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズベストセレクション」を使った英語学習を体験してみてはいかがですか?
「スパトレ(SPTR)」の7日間無料トライアルは、こちらのリンクから申し込み登録できます。

私が「スパトレ(SPTR)」の無料トライアルを受けたときの体験レポートもあるので、興味のある人は参考にしてください。