
「英語力を生かしてキャリアアップしたい」
「外資系やグローバル企業に転職したい」
こういった希望を持っている人は多いと思います。
でも、その希望をかなえるために「何をどうしたらよいのかわからない」という悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
また、「英語を使う仕事や外資系に強い転職サイト・転職エージェントを教えて欲しい」という人も多いです。
そんな悩みや疑問にキャリアコンサルタント(国家資格)の私がお答えします。
私自身、独学でTOEIC L&R 895点、英検準1級の英語力を身につけました。
大手グローバル企業のグループ会社で、人事・採用責任者として、数多くの人材採用にも関わってきました。
キャリアコンサルタントとして、コンサルティングや研修、講演も行なっています。
英語学習者、人事・採用責任者、キャリアコンサルタント、それぞれの立場を経験したからこそわかる「英語力を生かした転職に失敗しないためのコツ」も本音でお伝えします。
《この記事の主な対象》
- 英語力を生かしてキャリアアップしたい人
- 外資系やグローバル企業に転職したい人
- 英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に強いおすすめの転職サイト&転職エージェントを知りたい人
転職サイトと転職エージェントの違いと特徴
英語力を生かした転職のために大いに役に立つのが、「転職サイト」と「転職エージェント」です。
「転職サイト」と「転職エージェント」の違いを一言で表すと「自分で探す」か、「代理人に探してもらうか」です。
「転職サイト」とは、転職のために役立つ情報を集めたウェブサイトのことです。
転職したい人が、自分の希望や条件に当てはまる仕事や企業を見つけるために利用することができます。
検索機能を使って、業種や職種、年齢、年収、地域など自分の希望する条件に該当する求人情報を調べることができます。
必要な項目を登録しておけば、条件に合った求人情報を届けてくれるサービスもあります。
ただし、「転職サイト」で入手した求人情報を基に応募するところから転職するまでのプロセスは、原則自分でやる必要があります。
一方、「転職エージェント」は、転職をサポートしてくれる代理人です。
「転職エージェント」のウェブサイトから、転職条件など必要事項を登録するところまでは「転職サイト」とほぼ同じです。
しかし、その後の流れや対応は大きく異なります。
「転職エージェント」では、多くの場合、最初にキャリアアドバイザーと面談することになります。
現職の業務などの都合で直接面談する時間が取れない場合は、電話などでの対応になるところもあります。
面談では、主に転職に当たっての希望や条件を確認します。
したがって、転職アドバイザーに自分の希望や条件を明確に伝え、しっかり理解してもらうためにも、基本的には直接面談したほうがよいでしょう。
キャリアアドバイザーは、希望や条件に当てはまる求人情報を探して、良い案件(仕事や企業)があれば提示してくれます。
その中に受けたいところがあれば、より詳しい情報の開示や応募に当たってのアドバイス、採用面接の日程調整などをしてもらうことができます。
求人への応募後も、年収交渉など企業側との細かな折衝をお願いすることができます。
まさに「エージェント=代理人」というゆえんです。
「転職サイト」も「転職エージェント」も無料で利用できるところは共通です。
ただし、次の点が異なります。
「転職サイト」は、求人側の企業からの広告収入で成り立っています。
一方、「転職エージェント」は、転職が成立した場合、求人側の企業から成功報酬として紹介料を受け取る成果型になっています。
こうした特徴や仕組みの違いが、「転職サイト」と「転職エージェント」の役割や機能の違いにもつながっているので理解しておきましょう。
転職サイトと転職エージェントの効果的な利用方法
「転職サイト」と「転職エージェント」の違いとそれぞれの特徴を理解したところで、効果的な利用方法を紹介します。
「転職サイト」と「転職エージェント」では、役割や機能が異なります。
それぞれの特徴を生かして、上手に利用してください
- 「転職サイト」と「転職エージェント」の特徴や仕組みを理解し、目的や状況に応じて使い分ける。
自分で情報収集したり手続きを進める時間があるか、急いで転職したいのか、キャリア経験は豊富かなどの違いによって、どちらを利用する方が自分にとって都合がよいか判断しましょう。
- 両方を併用して、それぞれの役割や機能を最大限活用する。
多くの場合、両方併用した方が効率的に情報収集することができます。
必要なタイミングでキャリアアドバイザーに相談すれば、事務的な手続きの手間や企業との交渉の負荷などを軽減することができるでしょう。
- 自分が管理できる範囲で、それぞれ複数の「転職サイト」と「転職エージェント」に登録する。
あまり多くのところに登録し過ぎても情報の整理ができず、しっかり管理しないと収拾がつかなくなります。
「転職サイト」にも「転職エージェント」にも、総合型と特化型があります。
次に紹介するおすすめの「転職サイト」と「転職エージェント」から、それぞれのタイプごとに数社ずつ登録するのがよいでしょう。
英語を使う仕事・外資系に強いおすすめ転職サイト
総合型転職サイト
総合型転職サイトは、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に特化してはいませんが、検索機能を使って探すことができるところがあります。
また、ヘッドハンティング型のスカウト機能を備えたユニークな転職サイトもあるので紹介します。
リクナビNEXT
リクナビNEXTでは、「英語」「外資系」など任意のキーワードで求人情報を検索することができます。
検索ワードにもよりますが、検索結果として表示される求人件数は転職サイトの中では多いです。
「リクナビNEXT」公式サイト
doda
dodaでは、「英語を活かせる仕事」「外資系企業」「海外勤務・海外出張あり」など条件で求人情報を探すことができます。
グローバル人材としてのキャリアアップや海外勤務、外資系企業への転職に役立つコラムやレポートなども掲載されているのでとても参考になります。

マイナビ転職
マイナビ転職では、専門サイトから 「英語を使う」「外資系企業」「海外出張・勤務」などの条件で求人情報を検索できるので便利です。
また、海外転職ノウハウ、海外転職Q&Aのコーナーでは、英語履歴書の書き方マニュアル、海外転勤完全マニュアルなどのコンテンツが充実しています。

ビズリーチ
ビズリーチは、転職サイトの中でもひときわユニークな「ヘッドハンティング型」です。
ヘッドハンティング型は、登録された転職希望者の情報をみて、求人側の企業や転職エージェントのヘッドハンターがスカウトする転職サービスです。
年収500万円以上の求人が中心になっている管理職向けの転職サイトで、年収1,000万円以上のハイキャリア求人も多いが特徴です。

特化型転職サイト
英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に特化した転職サイトは、求人情報だけでなく、英語力を生かした転職に役立つさまざまな情報が満載です。
そこで、私がよく利用している英語特化型の転職サイトについて、それぞれの特徴を紹介します。
これらの転職サイトを閲覧するだけでも得られる情報が多いので、ぜひ参考にしてください。
英語転職.com
転職エージェントのJACリクルートメントが運営している「英語力を生かした転職を希望している人のための求人」に特化した転職サイトです。
JACリクルートメントについては、特化型エージェントの紹介コーナーで詳しく説明します。
ミドルマネジメントクラスや各業界のスペシャリストを中心に、シニア、エグゼクティブクラスまで、グローバル企業の幅広い求人を掲載しています。
この転職サイトでぜひ読んで欲しいのは、「転職ノウハウ&ポイント」のコーナーです。
転職に関する疑問や不安についてのQ&A、英語転職相談に対するコンサルタントのアドバイス、英語面接対策マニュアル、転職者インタビューなど内容が充実しています。

外資転職.com
英語転職.comと同様、JACリクルートメントが運営する外資系の求人情報に特化した転職サイトです。
基本的には、「英語転職.com」と同じ構成になっていますが、「外資転職.com」は外資系企業に特化している分、両方の転職サイトを比較すると求人数が若干違います。

Daijob.com
日本初のバイリンガル専門の転職サイトです。
常時1万件以上の英語力を生かせる仕事や外資系企業の求人情報が掲載されています。
転職お役立ち情報には、英文履歴書の書き方、成功するカバーレター、英文履歴書サンプルなどが掲載されています。
キャリアクロス
外資系転職サイトの先駆け的な存在です。
常時5,000件以上の求人情報が掲載されており、英文履歴書の書き方や音声による英語面接サンプルなどの情報も充実しています。

英語を使う仕事・外資系に強いおすすめ転職エージェント
英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に強い転職エージェントを選ぶ際、抑えておくべきポイントは次の3点です。
- 英語を使う仕事や外資系、グローバル企業の求人数が多いこと
- 英語を使う仕事や外資系、グローバル企業の転職実績が豊富なこと
- サポート体制がしっかりしていて信頼できること
どれも当然のように思えますが、数多くある転職エージェントの中でも、この3つの条件を兼ね備えたところはそれほど多くありません。
一概に転職エージェントといっても、各社それぞれ得意な分野(職種、業種など)が違います。
英語を使う仕事や外資系、グローバル企業の求人は、そもそも英語力が高い人が対象になります。
そのため、求人広告を出す側の企業も、当然、費用対効果の高いところ、必要な人材を効率良く採用できるところを厳選します。
必然的に、利用者の多い大手転職エージェントか、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に特化した転職エージェントを使うことになります。
したがって、それらの転職エージェントに多くの求人が集まり、転職実績も増えることにつながります。
サポート体制や信頼性についてはどうでしょうか?
先ほど「転職エージェントの特徴」のところで、転職エージェントは、転職が成立した場合に求人側の企業から成功報酬として紹介料を受け取る成果型という説明しました。
そのため、本来あってはいけないことですが、転職希望者本人が望まないところでも、無理矢理押し付けて転職させようとするところがないとは限りません。
しかし、転職エージェントは信用が第一です。
本人の希望を十分に聞かず、強引に転職させようとする転職エージェントは、悪い口コミが広がり、利用されなくなります。
また、採用した社員がすぐに辞めてしまうような人材を紹介するところには高いお金を払う価値がないので、企業も求人を出さなくなります。
その点、求人数の多い大手や英語を使う仕事、外資系、グローバル企業に特化した転職エージェントであれば、ミスマッチになるリスクが低くなります。
求人側の企業と転職希望者双方の条件が合う可能性が高いので、無理矢理押し付ける必要がないからです。
つまり、ポイントの1〜3はすべてつながっているのです。
そのため、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に強い転職エージェントは絞られることになります。
それでは、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に強い転職エージェントを総合型と特化型にわけて具体的に紹介します。
いずれも私自身が利用、情報収集している転職エージェントです。非公開求人も含めて、有益な情報が入手できるので頼りになります。
総合型転職エージェント
総合型では、やはり「リクルートエージェント」と「doda転職エージェント」の大手2社は外せません。
そもそも扱っている案件数が多いので、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業の求人情報も数が多いです。
実績も豊富で、サポート体制もしっかりしているので安心できます。
この2社以外では、それぞれ強みとしている特徴(「20代~30代に強い」「首都圏に強い」「IT業界に強い」「女性に強い」など)に違いがある3社を紹介します。
ご自分に合った特徴を持つ転職エージェントを利用してください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職成功実績が業界トップの転職エージェントです。
外資系やグローバル企業などの求人数は、特化型の転職エージェントより少ないですが、全国に17拠点を展開しているので、エリアに関係なく、地方でもサポートを受けられます。
業界NO1だけに、サポート体制もしっかりしており、安心して利用できます。
doda転職エージェント
doda転職エージェントは、大手人材会社パーソルキャリアが運営する業界第2位の転職エージェントです。
外資系企業のほか、海外勤務や英語を生かせる企業も多数あります。
英語の履歴書作成や英語での面接などに関するサポートにも定評があります。

マイナビエージェント
マイナビエージェントは、就職情報サイト「マイナビ」や転職情報サイト「マイナビ転職」などを運営するマイナビグループの人材紹介サービスです。
20代~30代の転職サポートに強く、関東エリアの求人、東京・神奈川・埼玉・千葉の優良企業の求人が豊富なのが特徴です。
そのため、首都圏・関西圏の20代~30代で英語を生かせる企業に転職したい人には特におすすめです。
また、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは業界専任制で、業界出身者も数多く在籍しています。
業種別(看護師・薬剤師を除く)ではIT・通信系が33.6%、職種別(看護師・薬剤師を除く)ではIT・インターネット・通信が19.3%を占めており、IT・WEB業界に強みがあります。
type転職エージェント
キャリアデザインセンターが運営するビジネスパーソンとエンジニアのための転職サイト「type」の転職エージェントです。
IT業界やコンサルティングなどを中心に外資系の求人があります。
主に首都圏在住の20代~30代のIT企業エンジニア、プログラマーの求人に特化しています。
パソナキャリア
総合人材サービス「パソナグループ」の転職エージェントです。
厚生労働省から職業紹介優良事業者として認定されており、丁寧で親身なサポートに定評があります。
女性向けの案件が多く、女性のキャリアサポートを専門にしたコンサルタントがいることも特徴です。
特化型転職エージェント
転職エージェントには、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に特化したところもあります。
ここでは、その中でも実績があり、利用者からの評価も高く、安心・信頼できる3社を紹介します。
特化型だけあって、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業の求人数は総合型の大手転職エージェント以上ともいえます。
この分野に専門特化したキャリアアドバイザーは、英語を使う仕事や外資系、グローバル企業に関する情報も豊富に持っています。
そのため、より的確なアドバイスをもらえる可能性が高くなります。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラス、エグゼクティブ、外資、海外事業、専門職の転職支援サービスを専門としている転職エージェントです。
英国で設立され、現在は日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、韓国、香港、ベトナム、インド、英国で事業を展開しています。
日本国内でも東証1部に上場しており、業界3位に位置しています。
世界10カ国に広がるネットワークを活用して、日本にいながら海外の転職情報を入手できるため、多数のグローバルな転職実績があります。
特長としては、年収500万円以上のミドル〜ハイクラスを中心とした外資系企業の求人が多く、転職者の約70%超が35歳以上になっているのが強みです。
オリコンの調査で、担当者の対応への満足度も1位を獲得しています。
ロバート・ウォルターズ
最近、「外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ」という広告を見聞きされた人もいるのではないでしょうか?
ロバート・ウォルターズは、JACリクルートメントと同じく、英国で設立されたグローバルな転職エージェントです。
世界28カ国に拠点があり、世界の主要都市にオフィスを構えています。
日本では「英語を活かせる求人」だけを取り扱っており、「グローバル人材に特化した人材紹介会社」という、ほかの転職エージェントとは一線を画した存在になっています。
「グロース・カンパニー・オブ・ザ・イヤー2018」を受賞し、日本国内で最も成長の著しい人材サービス企業として認められました。
ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーにもなっているので知名度も上がってきており、近年勢いのある転職エージェントとして注目されています。
特長は、何と言っても外資系やグローバル企業の求人数が圧倒的に多いことです。
世界有数のグローバル企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱っています。
ロバート・ウォルターズにしかない独自の求人が多いのも魅力です。
専門分野は製造業、IT、金融、小売、ヘルスケア、自動車、エネルギー、化学、オンライン、サプライチェーンなど多岐に渡っています。
コンサルタントは全員バイリンガルで、業界に特化した専門コンサルタントがチーム体制で手厚くサポートしているので利用者の満足度も高いです。
英語力を生かして外資系やグローバル企業への転職を希望している人には、最もおすすめな転職エージェントの一つです。
公式サイト「ロバート・ウォルターズ」無料キャリア相談
Spring転職エージェントエージェント(アデコ)
Spring転職エージェントは、人材事業では世界1位の規模を持つグローバル企業で、スイスに本拠を置いています。
2017年にアデコからブランド名を変更しています。
日本での知名度はさほど高くはないですが、Spring転職エージェントにしかない外資系企業の求人も多くあるのが魅力です。

英語力を生かした転職に失敗しないための3つのコツ
英語学習者、人事・採用責任者、キャリアコンサルタントという三者の立場を経験したからこそわかる「英語力を生かした転職に失敗しないためのコツ」を3つ紹介します。
主体的に転職活動する
当然ですが、「転職するかしないか、転職するとしたらどこにするか」を決めるのはあなた自身です。
自分で意思決定するための判断材料を効率よく集めるために、転職サイトや転職エージェントを上手に利用しましょう。
転職において情報は重要ですが、自分の意思が固まっていなければ、そもそも転職サイトを使って何をどう調べたらいいのか見当がつきません。
集めた情報をどのように比較検討すればいいのかもわからないでしょう。
そんな状態で情報過多になりすぎても、かえって迷うばかりで判断できません。
転職エージェントを利用する場合も、自分の意思(希望や条件)を明確に伝えなければ、望むような求人情報を得ることが難しくなります。
下手をすれば、自分の希望とは違うところに転職することにならないとも限りません。
転職活動をする上で、キャリアアドバイザーは頼りになりますが、依存し過ぎるのは失敗のもとです。
例えば、キャリアアドバイザーに紹介してもらった企業については、自分自身でも情報収集して企業研究しましょう。
企業との面接において必ず志望動機を聞かれます。
そのとき、単に「転職エージェントに紹介されたから」という理由では、企業側も「本当にうちで働きたい気持ちがあるのか?」と不信感を持ちます。
きっかけは転職エージェントの紹介であったとしても、自分の言葉で志望動機を語り、入社したいという熱意を伝えられるようになってください。
あくまで、自分の転職を成功させるためのパートナーとして、キャリアアドバイザーにサポートしてもらいましょう。
キャリアアドバイザーとの信頼関係を築く
キャリアコンサルタントが、相談者との間で最初にすることは何だと思いますか?
それは、相談者との信頼関係を築くことです。
専門用語では、これをラポール形成と言います。
これができない限り、相談者の悩みや問題を解決することはできません。
同じことが、転職エージェントのキャリアアドバイザーと転職希望者との関係にも当てはまります。
信頼関係はどちらか一方だけの努力では成立しません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、それが仕事ではありますが、転職希望者に合う企業を探すために努力します。
だからといって、転職希望者が「仕事なんだから自分のために条件に合う企業を見つけてくるのは当たり前」という態度では、両者の間に見えない壁ができてしまいます。
逆に、お互いが尊重し合い、双方に心くばりをすれば良い人間関係がつくれます。
社会人のマナーとしてきちんと挨拶を交わし、転職をサポートをしてもらえることに感謝する気持ちを持って、お礼の言葉を伝えてみてください。
キャリアアドバイザーからの心象が良くなれば、それだけ丁寧なサポートを受けられるようになります。
また、キャリアアドバイザーから求人企業への推薦もしてもらいやすくなるので、より条件の良い企業に転職できる可能性が高まります。
同じ企業に別の転職エージェントから重複して応募しない
同じ企業の求人に、複数の転職エージェントから応募しないようにしっかり管理しましょう。
もしも同じ案件に重複して応募してしまった場合、企業からも転職エージェントからも信用を失います。
その結果、その企業に採用されないだけでなく、転職エージェントからも求人企業を紹介してもらえなくなるでしょう。
キャリアコンサルタントからのアドバイス
転職は、人生にとっての岐路となり、大きな変化をもたらします。
それだけに不安もあると思います。
そんなときは、一人で悩まず、信頼できるキャリアコンサルタントや転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してください。
それらの人たちは、キャリアに関する専門家です。
一般の人では知り得ない業界や企業に関する情報を豊富に持っています。
そして、何よりも相談者の話しを親身になって聞き、相談者の気持ちに寄り添いながら、悩みや問題を解決できるようにサポートしてくれます。
私もキャリアコンサルタントの一人として、相談者から信頼される存在でありたいと願っています。
この記事が、英語力を生かして人生をより豊かにするためのお役に立てれば嬉しいです。
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