
英語上達の秘訣は、「自分の興味のあることについて英語で学ぶこと」です。
さまざまなコンテンツが英語で、しかも無料で提供されているYouTubeは、英語学習のための最適なツールの一つといえます。
その中でも、Crash Courseは「英語で学ぶ」ためのおすすめの教育コンテンツです。
今回は、Crash CourseのLinguistics Preview(「言語学」プレビュー)を使って、このコースでは何を学べるのかを紹介します。
言語とは何か、どのようにして習得されるのか、さまざまな言語の共通点と相違点は何かなどについて、英語で興味深く学ぶことができますよ。
Crash Courseで「言語学」を学ぼう
Crash CourseのLinguistics Preview(「言語学」プレビュー)では、このコースで何を学ぶのかについて、約3分の動画で紹介されています。
英語学習法としては、次の順番で4回観る方法がおすすめです。
1回目:字幕なし
2回目:日本語字幕
3回目:英語字幕
4回目:字幕なし
視聴後、1回目に字幕なしで観たときと、4回目に字幕なしで観たときの理解度を比較してみてください。
英語の理解力が飛躍的に向上していることを実感できると思います。
以下、動画の内容について簡単にまとめたので、概要をつかむための参考にしてください。
言語は、至るところにあります。
私たちは、ピザを注文するとき、電話で話をするとき、冗談を言うとき、私たちの周りの世界を理解するときなど、さまざまな場面で言語を使います。
何かを学ぶときもそうです。
そこで、今回は「言語とは何か」について学びましょう。
このコースは、16のエピソードで構成されています。
音や文字、言葉や意味の最も小さな塊から、言葉がどのようにつながり、文章や会話を成り立たせるのかまで、言語の構造をみていきます。
コースの中で、言語とアイデンティティや脳、さらにはコンピュータとの関係についてみていきます。
私たちは、ライティング、言語習得、人間の言語の多様性について学びます。
今日、世界には話し言葉や手話を含む7,000以上の言語が存在しているんですよ。
それらの言語は、小さなコミュニティで使われていることもあれば、いくつかの国にまたがって使われています。
書き言葉だったり、そうでなかったりします。
それらは、家族や学校を通して、あるいはより広いネットワークの中で、学ぶことができます。
それぞれの言語は、人間がどのようにコミュニケーションするかを実証しています。
このシリーズを通して、私たちは、広く知られている言語はもちろん、これまで出会ったことのない言語についても例示します。
特定の一つの言語だけを学ぶのではなく、多くの言語の中にある共通点や相違点をみていきます。
私たちが日常生活で出会う言語について、どのようにして言語学者のように考えるかについて学びます。
私たちは、言語学に関するシリーズを提供できることにとても興奮しています。
なぜなら言語は、発話認識、自然言語処理、言語病理学、辞書編纂、コミュニケーションなど多くの分野にかかわっているからです。
また、ジャーナリスト、詩人、翻訳家、通訳者や他の言語にかかわる仕事をしている人だけでなく、言語を教えている人、あるいは学んでいる人にとって有益です。
基本的には、誰にとっても役に立ちます。
もっと一般的に言うと、言語を理解することは、私たちがどのように心や体を働かせるのか、ほかの人たちとどのように交流するのかを理解するのに役立ちます。
それに、とても楽しいですよ。
言語のどの部分を分析しているか、どの言語に焦点を当てているかに関わらず、言語学者は言語に興味を持っています。
言語学は、ある言語を他の言語より良いものとして確立したり、強制しようとする学問ではありません。
たとえば、ウサギについて研究するのは、「あるウサギの飛び方が他のウサギより優れている」といった類のことを調べるためではないのと同様です。
このように言語への理解が深まると、それを使って親切に思いやりを持つという倫理的な責任を伴うことになります。
さあ、一緒に言語学を学ぶ旅を始めましょう!