英検1級ライティングで合格点を取るための学習法&おすすめ教材

≪この記事の対象≫

  • 英検1級合格をめざしている人
  • 英検準1級合格をめざしている人
  • 英語力を伸ばすためのおすすめの学習法や教材を知りたい人
  • がんばっている人を応援するのが好きな人
  • テレビや本の”実録もの”が好きな人
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英検1級ライティングの必勝フレームワークを身に付けよう!

1月2日は「書き初め」ということで、きょう2019年1月2日は英検1級ライティング対策の学習法について紹介します。

私が、英検準1級の一次試験に一発合格できたのは、ライティングで思った以上に高得点がとれたからです。具体的には、750点満点中685点だったので、得点率は91.3%でした。それを可能にしたのは、イッチーこと植田一三先生の『英検準1級 100時間大特訓』のおかげです。

この本で紹介されているエッセイライティングのフレームワーク(書き方のお手本)を徹底的にマスターしたのが勝因です。要は、「英作文」は「英借文」ということですね。

「導入」→「本論」×3→「結論」というエッセイ全体のフレームワークと、「導入」「本論」「結論」それぞれの書き出しのパターンや使えるフレーズなどを何度も繰り返して書いて覚えました。

あとは、与えられたテーマに応じて、フレームワークの中身を埋めていくだけでエッセイが完成します。もちろん、それが難しいんですけど、少なくとも中身を考えること以外に時間や労力を使ってしまうのを避けられます。

英検1級の場合、筆記試験100分のうちライティングに使える時間は、理想的には20分、長くても30分以内なので、本番で一から考えていては到底間に合いません。

「導入」に関しては、与えられたテーマに対する自分の主張(賛成か、反対かなど)を書きます。「結論」は「導入」で書いた主張を多少表現を変えて繰り返すだけなので、テンプレートやよく使う表現パターンを利用した書き方を身に付けさえすればそれほど難しくありません。

問題は「本論」、つまり主張をサポートする根拠をいかに短時間で考え出せるかです。そこで、3つの根拠(主張をサポートする論点)を考えるとき、私が使っているのが「ヒト・モノ・カネ・時間・情報」という経営資源の発想です。

たとえば、「ヒト」なら人の成長、健康、人間関係などに関してどのような影響があるかをメリット・デメリットの両面から考えます。「モノ」ならインフラの整備、「カネ」なら経済的な発展、「時間」なら効率化、「情報」ならコミュニケーションの改善などにつながるかどうかを考えます。

3つしか切り口がないと、2つまでは出てきても、3つ目がなかなか出てこないということが往々にしてありますが、5つの観点を持っていれば、その中から与えられたテーマに対して、ロジックがつながりやすく(論理構成がしやすく)、自分が最も書きやすい論点を3つ選ぶことができるので考えやすくなります。

2016年度以降は、英検1級の語彙読解、ライティング、リスニングの配点が均等になり、従来よりライティングの比重が増えています。したがって、ライティングを得点源にできるように、しっかり準備しましょう。(もちろん、自分自身に言い聞かせていますが、ブログを読んでいただいている人にも参考になればうれしいです)

また、ライティング対策として学習したことは、二次試験の面接対策としても役に立つので効率的です。

『英検1級 100時間大特訓』第6章 ライティング攻略法は必読!

『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』の著者 植田一三先生は、アクエアリーズという英語のプロ・達人養成教育研究機関の学長で、特に中級~上級者対象の英語学習に関する数多くの著書を書かれています。

『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』は、文字通り、英検1級対策の試験直前100時間の学習法に特化して書かれています。

実は、300ページ近くあるこの本の中で、ライティングに関する内容は「第6章 英検1級エッセイライティング問題&2次試験攻略法」のみです。しかも二次試験の面接対策と併せて書かれているので、ライティングの攻略法に関してはわずか20ページ程度しかありません。

しか~し、この約20ページに英検1級ライティング対策の極意や攻略法、重要表現などがぎゅっと凝縮されています。私は、この章だけでもこの本を読む価値があると本気で思っています。(もちろんほかの章も英検1級対策に役立つ情報が満載ですよ)

具体的には、最初に「新傾向エッセイライティング問題&2次試験攻略の極意」として、「エッセイライティング問題」と「2次試験」で高得点を取るための重要な共通点が述べられています。次いで「エッセイライティング攻略法」として、5つのポイントがあげられています。

最後に「論理的発信力UPのための表現をマスター!」として、エッセイライティングのテンプレートや使えるさまざまな表現パターンが紹介されています。

たとえば、「イントロの作り方に関する5つの必須パターン」、「因果関係の接続表現」、「逆説表現の使い分け」、「追加の表現の使い分け」、「強調の表現と使い分け」、「比較・対照に関する表現」、「意見・感想の表現」などが数多く掲載されています。

これらのテンプレートや表現パターンを何度も何度も、繰り返し繰り返し書いて、実際に使いこなせるようになるまで自分の中に刷り込んでいくことが大切です。私は、この方法で英検準1級のライティングを攻略しましたが、英検1級も基本は同じだと思っています。

『英検1級 面接大特訓』はライティング対策にも効果的でおすすめ

『英検1級 面接大特訓』は、『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』と同じく植田一三先生の著書です。

「ライティング対策なのに何で面接大特訓なの?」と思われた人も多いかもしれません。さきほど「ライティング対策として学習したことは、二次試験の面接対策としても役に立つ」という話をしましたが、実は、英検対策については「逆もまた真なり」が成り立ちます。

というのは、英検1級のライティングと面接(スピーキング)の頻出テーマは、ほぼ重なっているからです。ライティングなら与えられたテーマに対する自分の意見を英語で書く、スピーキングなら与えられたテーマに対する自分の意見を英語で話す、という違いだけで、ライティングであれ、スピーキングであれ、テーマが同じならそれに対する回答の仕方や内容は基本的には共通しています。

『英検1級 面接大特訓』では、『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』の「第6章 英検1級エッセイライティング問題&2次試験攻略法」の内容がより詳しく説明されており、さらに豊富な例文が掲載されています。

たとえば、「イントロ(導入)に使えるテンプレート」や「重要性を表すフレーズ」「因果関係を表すフレーズ」などの表現パターンごとに具体的な例文が数多く載っているので、より実践的に学ぶことができます。

「コンテンツブロック」「モデルエッセイ」で引き出しを増やそう!

『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』の「第6章 英検1級エッセイライティング問題&2次試験攻略法」や『英検1級 面接大特訓』にしっかり取り組めば、ライティングパートに関しては十分合格ラインに到達できると思います。

それに加えて、ジャパンタイムズの『最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇』までマスターすることができれば「鬼に金棒」、さらに高得点をめざせると思います。

ただし、あれこれ手を出しすぎてどれも中途半端になるとよくないので、『[改訂版]英検1級 100時間大特訓』で基本を理解したあとは、一次試験のライティング対策としては『最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇』、二次試験の面接対策としては『英検1級 面接大特訓』という使い方でもよいと思います。

『最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇』が秀逸なのは、「分野別コンテンツブロック212」と「実践問題30」です。

「分野別コンテンツブロック212」には、英検1級ライティングの問題で出題される可能性の高い12の分野に関するコンテンツブロック(パラグラフ単位の英文)が掲載されています。したがって、このコンテンツブロックを覚えれば、各分野のキーワードやよく使う表現をマスターすることができます。

「実践問題30」には、本番同様の英作文問題30問が収録されているのですが、それぞれ肯定と否定の立場で書かれたモデルエッセイが掲載されています。このモデルエッセイの中では、「分野別コンテンツブロック212」で学んだコンテンツブロックがどのように構成されているかを示してあるので、コンテンツブロックの使い方の参考になります。

これらのコンテンツブロックを、さきほどお話した5つの観点「ヒト・モノ・カネ・時間・情報」ごとに、肯定(メリット)と否定(デメリット)に分けて整理しておくと、どんなテーマについても対応できるようになるので便利ですよ。

We can work it out!