
- 英検1級合格をめざしている人
- 英検準1級合格をめざしている人
- 英語力を伸ばすためのおすすめの学習法や教材を知りたい人
- がんばっている人を応援するのが好きな人
- テレビや本の”実録もの”が好きな人
2019年 3つの目標 「英検1級合格」「TOEIC900点」「通訳案内士合格」
あけましておめでとうございます。
全国の英語学習者の皆さん、特に受験生やTOEIC、英検などの試験を間近に控えている人にとってはお正月も関係なく、追い込みの勉強をされていると思いますが、お互いがんばりましょう!
2019年の私の目標は、「英検1級合格」「TOEIC900点突破」「国家資格通訳案内士合格」の豪華3本立てです。
まずは、英検1級一次試験に向けて現在勉強中です。
合格率10%という狭き門、国内の英語検定試験としては最難関のひとつなので、簡単に合格できるものではないし、返り討ちにあって赤っ恥をかくかもしれませんが、合格できると信じてチャレンジします!
TOEIC L&Rは、初受験時の445点から895点、あと5点で900点に手が届くというところまでくることができました。ベストスコアは、Listening 485点、Reading 440点なので、それぞれの自己ベストを同時に更新できれば900点を超えられるのですが、いつもバランスが悪くて、Listening が良いときはReadingが悪く、その逆もしかり、という状態が続き、なかなか900点の壁を破ることができません。
本当は、TOEIC900点以上ないと英検1級合格は難しいと思うので、いまの力で英検1級を受けるのは無謀かもしれませんが、まずは英検1級対策に専念して、それが終わったらTOEIC900点対策に移行しようと思います。
国家資格「通訳案内士(通訳ガイド)」は、英検1級か、TOEIC900点以上だと英語の一次試験が免除になるので、どちらか一方でも条件をクリアしたら受験したいと思います。でも2020年の東京オリンピックに間に合わせようと思ったら、今年2019年に合格しなければならないので、「英検1級合格」「TOEIC900点」「国家資格通訳案内士合格」は3つセットで目標達成をめざします。
『The Economist』と『LingQ』を組み合わせた英検1級対策学習法
英検1級のCan-doリストには「英語の雑誌の記事を理解できること」という項目があり、例として『TIME』と『Newsweek』があげられています。
多くの英語学習者がいつかは読めるようになりたいと思う憧れの『TIME』をはじめ、『The Economist』や『The Wall Street Journal』などの洋雑誌は、英検1級対策には最適な難易度と内容です。
中でも、私のお気に入りは『The Economist』です。『The Economist』には、紙版だけでなくWEBサイトとアプリがあります。ほかにもYouTubeやポッドキャストの番組も配信しています。
つまり、文字だけでなく、音声や動画なども利用して世界最先端の情報が入手できるのです。『The Economist』のアカウントをtwitterでフォローしておくと、最新ニュースや記事が配信されたときにツイートされるので便利です。
私は『The Economist』のアプリをメインに使っていますが、このアプリが秀逸です。わからない単語があれば、タップすると辞書機能を使ってすぐに意味を調べることができます。
また、記事を読めるのはもちろん、その記事をネイティブが読み上げる音声を聴くことができます。『The Economist』の記事を音声でも聴けるなんて、英検1級のリスニング対策教材としては理想的です。
さらに、私は『The Economist』と『LingQ』を組み合わせた学習を行っています。具体的には、『The Economist』のWEBサイトから読みたい記事をインポート機能を使って『LingQ』に取り込んで読んでいます。
『LingQ』は、WEBサイトでもアプリでも利用できる多言語学習用のサービス、ツールです。
『LingQ』のCo-FounderであるSteve Kaufmannさんは、16カ国語を習得した世界的に有名な多言語使用者なので、自身の経験をふまえて開発された『LingQ』には多言語学習に役立つさまざまな機能が備わっています。
たとえば、『The Economist』2018年12月22・29日合併号の記事「The uses of nostalgia」を『LingQ』にインポートすると、青色の網掛けマークと黄色の網掛けマークが表示され、それぞれ横に26と20という数値が出てきます。これは、この記事の中で『LingQ』に初めて登場する単語は26個あり、『LingQ』で出会ったことはあるけど覚えられていない単語が20個あることを示しています。
あくまで『LingQ』の中で初めて登場するということなので、知っている単語が含まれている場合もありますが、仮に青色の網掛けの単語をすべて知らない単語と想定すると、この記事の中には46個の知らない単語が含まれているということになります。
ざっと計算したところ、この記事の文字数は1,300文字程度でなので、記事中の知らない単語率は約3.5%となります。
言語学者のStephen Krashen南カリフォルニア大学名誉教授によると、第二言語(日本人にとっての英語など)習得にとって最も重要なのは理解可能なインプット(comprehensible input)で、5%程度の知らない単語を含んだ文章を読むのが最も効果的だそうです。
つまり、『The Economist』の記事は、英検1級合格をめざす現在の私にとって、最適な難易度といえます。
青色に網掛けされた初出の単語を「知らない単語」として登録すると、網掛けの色が黄色に変わります。「知っている単語」として登録するか、そのまま何もせずに次のページに進むと網掛けが消えます。すなわち、網掛けされていない単語は「知っている単語」ということになります。
『LingQ』には「知っている単語」の数を自動計算して累積数字を表示する機能が備わっていて、現在、自分が「知っている単語」の数を確認することができるので便利です。
私の「知っている単語数」は25,000語を超えましたが、『LingQ』を使って『The Economist』などの記事を読んで、英検1級合格に必要なボキャブラリーをさらに増やしたいと思います。

「LingQ」は無料で始められますよ。

We can work it out!