
《この記事の対象》
- 「Blinkist(ブリンキスト)」を使った効果的な英語学習法を知りたい人
- 英語のノンフィクション本を使って多読多聴したい人
- 英語力を高めると同時に知識や教養を深めたい人
英語を勉強したいけど、なかなか続かないんだよねぇ・・・というお悩みをお持ちの人は多いと思います。
私もかつてはそうでした。
それが、ある学習法に出会ってから、毎日楽しく英語学習を続けることができるようになりました。
その結果、中学生レベルのやり直し英語から始めて、TOEIC L&R 895点、英検準1級合格まで英語力を伸ばすことができました。
その学習法とは・・・英語の多読多聴です。
多読多聴には興味があるけれど、どんな本を読んだらいいのか迷っている人もいると思います。
そこで、評判のアプリ「Blinkist(ブリンキスト)」を活用した効果的な英語学習法を紹介します。
私は、趣味と英語学習を兼ねて、毎日「Blinkist(ブリンキスト)」を読んだり、聴いたりしています。
英語力を高めると同時に、知識を広げ、教養を深めることができるので、中級以上の英語学習者におすすめですよ!
「Blinkist(ブリンキスト)」って何?
そもそも「Blinkist(ブリンキスト)」のことをよく知らないという人もいると思うので、最初に簡単に説明しますね。
「Blinkist(ブリンキスト)」は、英語のノンフィクション本の要約サービス&読書アプリです。
英語のノンフィクションをたったの15分で読んだり、聴いたりできるように要約した電子書籍といったほうがわかりやすいかな?
自己啓発本やビジネス本などの名著やベストセラーの要点を短時間でつかむことができるので、とっても便利です。
「毎日多忙で、分厚い英語の本なんて読む時間がないよ」という人でも無理なく読める、聴けるボリュームなのがうれしいですね!
「Blinkist(ブリンキスト)」にはさまざまな優れた機能があって、これが英語学習にも効果的に使えるんです。
「Blinkist(ブリンキスト)」についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、この記事とあわせてお読みください。

公式ウェブサイトから1週間の無料体験(無料トライアル)を申し込みすることができるので、ぜひお試しで使ってみてください。
無料体験(無料トライアル)の利用方法も、上にリンクを貼った記事で詳しく説明してありますよ。
「Blinkist(ブリンキスト)」を活用した効果的な英語学習法
効果的な英語学習法の基本は「多読多聴」×「精読精聴」
「Blinkist(ブリンキスト)」を使った効果的な英語学習法の基本は、「多読多聴」×「精読精聴」の組み合わせです。
これだけではわかりにくいと思うので、このあとで詳しく説明しますね。
私はこの学習法で、TOEIC L&R 400点台から895点にスコアを伸ばし、英検準1級にも合格できたので効果は実証済みです。
具体的な学習の手順を説明します。
【1】オーディオブックを聴く
読みたい本を選んだら、最初はオーディオ・バージョンを聴きます。
速度が速くて聴き取れない場合は、音声の速度調整機能を使ってスピードを落として聴くとよいですよ。
はじめは聴き取れないかもしれませんが、気にしなくても大丈夫です。
この手順で学習して、再度同じ音源を聞き直したら、自分のリスニング力が向上していることを実感できますから。
【2】英文を精読する
次に、英文を読みます。このとき、わからない単語があったら、辞書機能を使って調べましょう。
パソコンなら右クリック、スマホなら調べたい単語を長押しすれば、辞書機能を利用して意味を調べることができます。
英語学習者にとって、何と便利な世の中になったんでしょう!
【3】オーディオブックを聴きながら英文を読む
ステップ2で英文の意味を理解したら、オーディオブックを聴きながら英文を読みます。
英語の音声を聴きつつ英文を読むと、日本人が聴き取りを苦手にしている「音のつながり」や「音の脱落」をしているところがわかります。
自分が聴き取れなかった部分は何と言っていたのかを理解することができるので、次からは聴き取りやすくなります。
【4】オーディオブックを聴きながら英文を音読する
ステップ3で、英文がどのように発音されているのかを把握したら、オーディオブックを聴きながら音読します。
英語学習において音読は推奨されています。
とはいえ、自分勝手に発音すると逆効果です。
少なくとも、最初はお手本となる音声に合わせて音読することをおすすめします。
【5】オーディオブックに合わせてシャドーイングする
シャドーイングは、流れてきた音声を聴いて、その音声に続けて(音声より少し遅れて)聴こえた通りに英文を言うトレーニングです。
ステップ4と違って、今度は英文を見ずに音読するイメージです。
もともとは同時通訳者のトレーニング方法の一つでしたが、いまでは効果的な英語学習方法として一般的に行われるようになりました。
音声に合わせてシャドーイングすると、発音やスピーキングの練習になります。
でも、それだけではないんです!実は、リスニング力もアップするんですよ。
なぜなら、「シャドーイング=精聴」だから。
音声のマネをして、同じように英文を言うには、音声を正確に聴き取る必要があります。
したがって、集中して音声を聴く、すなわち精聴することになります。それによって、リスニング力の向上にもつながるんですね。
【6】もう一度オーディオブックを聴く
ステップ5までの手順を終えたら、もう一度オーディオブックを聴いてみましょう。
初めて聴いたときは聴き取れなかったところもクリアに聴こえて、しかも意味も理解できるようになっているはずです。
自分のリスニング力がアップしたことをはっきりと自覚できるので、きっと驚きますよ。
ステップ1とステップ6は一冊の要約本全体を通して行い、ステップ2~5は集中力が必要なので一章ごとに行ってください。
もちろん、すべての本をこの方法で学習する必要はありません。
単純に好きなタイトルを選んで多読、多聴を楽しむだけでも、着実に英語力が伸びますよ。
YouTubeやツイッターを利用した英語学習法もおすすめ
「Blinkist(ブリンキスト)」には、YouTubeの公式チャンネルがあります。
ここでは、さまざまなプロモーション動画やポッドキャストの公式チャンネルを視聴することができます。
これらの動画やポッドキャストは英語なので、最初はちょっと取っつきにくいかもしれません。
でも「Blinkist(ブリンキスト)」のスタッフからのおすすめ本の紹介は、次に読む本を選ぶときの参考になります。
ポッドキャストは、ノンフィクションの著者のインタビューで構成されています。
その著書を書いた理由や背景、著書の内容に関連するエピソードや最新情報など、興味深い話を聴くことができます。
動画やポッドキャストを楽しみながら、自然と英語力を伸ばすことができるので、ぜひ視聴してみてください。
それから、「Blinkist(ブリンキスト)」にはツイッターのアカウントもあるのでフォローしてみてください。
ノンフィクションブックやポッドキャストの番組に関する情報などが英語でつぶやかれています。
ツイッターを利用した英語学習は、無料で、すきま時間を使って手軽にできるのでおすすめです。
ツイッターを活用した英語学習法については、こちらの記事も参考になると思います。

「Blinkist(ブリンキスト)」はこんな人におすすめ
「Blinkist(ブリンキスト)」は、本来は英語学習者用に作られた教材ではありません。
でも、英語のリーディング力やリスニング力強化のために活用できる優れものです。
むしろ英語学習用教材ではないからこそ、本物の英語力を身に付けるために適しているといえます。
元々ノンフィクションブックの要約なので、英語の力を伸ばすだけでなく、同時に幅広い分野の知識や深い教養を身につけることができるので一石二鳥ですね。
「Blinkist(ブリンキスト)」は、英語の本を読みたいけれど忙しくて読書の時間を持てない人、特に次のような人におすすめです。
- 英語中級レベル(TOEIC700点~800点台、英検準1級程度)で、さらに上級レベル(TOEIC900点以上、英検1級)をめざしている人
- 英語のノンフィクション本の原書にチャレンジする前の橋渡しになる本を探している多読多聴英語学習者
- 英語力を維持・向上させつつ、知識や教養を深めたい英語上級者(TOEIC900点以上、英検1級)

あなたも「Blinkist(ブリンキスト)」を使った英語の多読多聴をはじめてみませんか?
We can work it out!