評判のアプリ「Blinkist」の意味と特徴・おすすめの機能と使い方・無料体験の始め方をレビュー

《この記事の対象》

  • 評判のアプリ「Blinkist(ブリンキスト)」はどんなサービスか知りたい人
  • 「Blinkist(ブリンキスト)」の使い方を詳しく知りたい人
  • 「Blinkist(ブリンキスト)」の無料体験の始め方を知りたい人
 

「Blinkist(ブリンキスト)」というアプリが評判らしいけど、いまいちどんなサービスかわからないんだよね。

そもそも「Blinkist(ブリンキスト)」ってどんな意味なの?

「Blinkist(ブリンキスト)」の使い方を具体的に教えて欲しいんですけど・・・

「Blinkist(ブリンキスト)」の無料体験を始めるにはどうしたらいいのかしら?

HIro
HIro

そんなあなたの疑問に、「Blinkist(ブリンキスト)」のプレミアム年間プランを購読している私が、すべてお答えします!

読みたい本があっても、時間がなくてなかなか読めない・・・ということありませんか?

日本語の書籍だって読む時間がないのに、ましてや英語で書かれた本ならなおさらです。

興味はあっても、分厚い本を読む時間がとれないから、結局読まずじまいで終わってしまうことも多いですよね。

でも、英語で書かれたノンフィクション本をたった15分で読むこと、あるいは聴くことができるとしたらどうですか?

私は、趣味と学習を兼ねて、英語の多読多聴を10年以上続けています。

最近では、毎日1冊以上、月間だと30冊以上、英語のノンフィクション本を読んでいます。

どうしてそんなことが可能なのか?

年間数百冊もの書籍を英語で多読多聴することができたら、英語のリーディング力やリスニング力は格段に上がります。

そこで、多忙でもたくさん本を読みたい、聴きたいという英語学習者の望みを叶えられるアプリ「Blinkist(ブリンキスト)」を紹介します。

無料トライアルの始め方をはじめ、「ここが凄い!」という特徴やおすすめの機能と使い方などについて詳しく説明しますね。

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「Blinkist(ブリンキスト)」とは?

英語のノンフィクション要約サービス&読書アプリ

「Blinkist(ブリンキスト)」は、英語のノンフィクションブックの要約サービス&読書アプリ(電子書籍)です。

ウェブサイトでも、アプリでも、好きなデバイスで、英語で書かれたノンフィクションの書籍のサマリー(要約)を読んだり、聴くことができます。

もちろん、アプリはiPhone用とAndroid用の両方がありますよ。

ウェブサイトとアプリは同期しているので、家のパソコンで途中まで読んだ本の続きを、外出先ではスマホで読むことができちゃいます。

オーディオ・バージョンも利用できるのですが、それぞれの本が15分程度で聴ける長さになっています。

英語のノンフィクションの名著やベストセラーの要点を短時間でつかむことができるので、とても便利ですよ。

幅広い分野の専門家による高品質な要約が凄い!

要約サービスで、最も重要なのは何だと思いますか? 実は要約の質なのです。

今の時代、本の要約をするときにコンピュータのプログラムを組んで、自動的に要約することも可能でしょう。

しかし、「Blinkist(ブリンキスト)」は愚直と言われようが、その道の専門家が一つひとつ「人力」で要約しているのです。

なぜなら、「Blinkist(ブリンキスト)」は品質に徹底的にこだわっているから!

あとで紹介しますが、「Blinkist(ブリンキスト)」は幅広い分野のノンフィクションを網羅しています。

高い要約の力量とその分野に関する深い知見がないと、原書のエッセンスや重要なメッセージを読者に伝えることはできません。

そのため、要約の担当者は、それぞれの分野に精通している必要があるわけですね。

「Blinkist(ブリンキスト)」の要約の質の高さは、まさに「プロのなせる業(わざ)」、「プロフェッショナルの仕事」と言えます。

「Blinkist(ブリンキスト)」の意味と特徴

「Blinkist(ブリンキスト)」の意味

blink(ブリンク:「まばたき」という意味です)は、英語のノンフィクションブックの内容の一部を1~2分程度で読める長さに凝縮した章のことです。

これらの「blink(ブリンク)=章」が10個前後集まったblinks(ブリンクス)になって、一冊の要約本を構成しています。

これが「Blinkist(ブリンキスト)」という名前の由来になっています。

つまり、blink(ブリンク)をたくさん読んだり、聴いたりする人という意味です。多読愛好者のことをタドキストと呼ぶのに似てますね。

一つひとつのblink(ブリンク)は数分あれば読める、あるいは聴くことができます。

したがって、細切れの時間でも数個のblink(ブリンク)を読んだり、聴いたりすることが十分できちゃいます。

英語学習者や多忙なビジネスパーソンにとっては、すき間時間を有効に活用できる強い味方ですね。

要約本の構成内容

自己啓発書の名著「七つの習慣」の原書「The 7 Habits of Highly Effective People」を例にとって、要約本の構成を紹介します。

この本は、13個の「blink(ブリンク)=章」で構成されています。

最初の章では、「この本は読者にとってどんな価値があるのか」を提示しています。

第2章から第12章が原書の具体的な要約パートになります。

そして最後の第13章は、ファイナル・サマリー(全体のまとめ)になっています。

最終章では、この本のキーメッセージやこの次に何を読めばよいか(おすすめの本)が紹介されています。

また、原書を購入できるようになっています。つまり、「Blinkist(ブリンキスト)」が原書への橋渡しの役割を果たしてくれます。

私は「Blinkist(ブリンキスト)」で読んで興味を持った本は、さらに原書でも読むようにしています。

オーディオブックも利用できる

画面に表示されるヘッドフォンマークをクリックすると、その本のオーディオ・バージョンを聴くことができます。

つまり、英語のノンフィクションのオーディオブックとしても利用できちゃうんです。

操作画面の下のほうに表示されている「1.0X」という文字は、音声の速度調整ボタンです。

0.5倍速、0.75倍速、1.0倍速、1.25倍速、1.5倍速、1.75倍速、2.0倍速と細かく調整できます。

特に、音声のスピードが速くて聴き取れない場合、速度を落として聴くことができるのでリスニング力に自信がない人でも使えます

「Blinkist(ブリンキスト)」のおすすめ機能と使い方

自動で毎日おすすめの1冊が届く!(Your Daily Minute)

「Discover(発見)」のページのトップには、「Your Daily Minute(あなたの今日の1冊)」が表示されています。

これは、「Blinkist(ブリンキスト)」のスタッフが、毎日1冊ピックアップしたおすすめの本です。

私は、ペースメーカー的に毎日この「Your Daily Minute(あなたの今日の1冊)」で取り上げられた本を読んだり、聴いたりしています。

好きなジャンルから本を選べる!(Categories)

有料購読すると1日に何冊でも読み放題、聴き放題になります。

さまざまな機能を使って本を探すことができますが、Categories(カテゴリー)では好きなジャンルの中から本を探せるようになっています。

カテゴリーは、次のように分類されています。

  • Psychology(心理学)
  • Personal Growth & Self-Improvement(自己啓発)
  • Career & Success(キャリアと成功)
  • Productivity & Time Management(生産性とタイムマネジメント)
  • Management & Leadership(マネジメントとリーダーシップ)
  • Philosophy(哲学)
  • Communication Skills(コミュニケーション・スキル)
  • Motivation & Inspiration(モチベーションとインスピレーション)
  • Science(科学)
  • Mindfulness & Happiness(マインドフルネスと幸福)
  • Technology & the Future(テクノロジーと未来)
  • Helth, Fitness & Nutrition(健康、フィットネス、栄養)
  • Biography & Memoir(伝記と回顧録)
  • Entrepreneurship & Small Business(起業家精神とスモールビジネス)
  • Sex & Relationships(セックスと人間関係)
  • Economics(経済)
  • Creativity(創造性)
  • Society & Culture(社会と文化)
  • Parenting(子育て)
  • Coporate Culture(企業文化)
  • Nature & Environment(自然と環境)
  • Marketing & Sales(マーケティングとセールス)
  • Education(教育)
  • Politics(政治)
  • History(歴史)
  • Religion & Spirituality(宗教とスピリチュアリティ)
  • Money & Investments(お金と投資)

自己啓発からビジネススキルアップまで幅広く、詳細に分けられているので、自分の興味や好みに合った本が探しやすいですね。

あなたの好みに合った本をおすすめしてもらえる!(For you)

「For you(あなたのために)」のコーナーには、あなたの好みに合ったおすすめの本が複数リストアップされています。

これは、事前に登録した興味のあるカテゴリーや「Blinkist(ブリンキスト)」でこれまでに読んだ本から類推して、自分の好みに合った本が自動的に表示される機能です。

著名人のおすすめ本やベストセラーから選べる!(Curated lists)

「Curated lists(キューレーションリスト)」は、ビル・ゲイツなどの著名人おすすめの本やニューヨーク・タイムズ、アマゾンなどのベストセラーランキングを編纂したリストです。

例をあげると、「Bill Gates’ favorite reads(ビル・ゲイツのお気に入りの本)」にはビル・ゲイツが過去8年間に読んだ本の中で、お気に入りの26タイトルがリストアップされています。

世界を代表する起業家であり、ミリオネアのビル・ゲイツがどんな本を読んできたのか、とても興味深いですね。

このリストから、彼の成功を支えた知識や思考力はどのようにして形成されたのかをうかがうことができます。

たとえば、このリストの中の1冊にジェフリー・サックス(Jeffery Sachs)の「貧困の終焉(The End of Poverty)」があります。

ビル・ゲイツは、自身のブログで「貧困の終焉(The End of Poverty)」を次のように評しています。

Jeffery Sachs looks at a range of countries and provides a diagnosis for each, mapping a path out of poverty. It’s a very thoughtful book.

ジェフリー・サックスは、さまざまな国を調べて、それぞれの国を診断して、貧困から脱却するための地図を描いているんだ。とても思慮深い本だよ。

‘Methods for Solving Social Problems’ by Bill Gates(「社会の問題を解決する方法」ビル・ゲイツ)

近年、世界の貧困を終わらせるための活動を精力的に行っているビル・ゲイツ。「貧困の終焉(The End of Poverty)」が彼に与えた影響の大きさがうかがわれますね。

ビル・ゲイツがほかにどんな本をリストアップしているかは、ぜひご自分で確かめてみてください。

いま最も旬な本を紹介してもらえる!(Trending)

「Trending(トレンディング)」には、「Blinkist(ブリンキスト)」で最も読まれている人気タイトルがリストアップされています。

自分の興味や好みだけだと、読む本が偏りがちになります。

そこで、他の人がどんな本を読んでいるのか、いまどんな本が人気を集めているのかなどを参考にして本を選ぶときに便利です。

定期的に新作が追加される!(New)

「New(新作)」には、最近「Blinkist(ブリンキスト)」に加わったタイトルがリストアップされています。

「Blinkist(ブリンキスト)」には、すでに3,000冊以上のタイトルが収められていますが、定期的に新しい本が加えられています。

したがって、読む本がなくなることはまずないでしょう(笑)

自分のデジタル本棚がつくれる!(Library)

有料購読すると「Library(図書館)」の機能が使えます。

これは、「Blinkist(ブリンキスト)」で自分が読んだ本やこれから読みたい本をダウンロードして保管できるデジタル本棚の機能です。

オーディオ・バージョンもダウンロードできるので、オフラインでも多読多聴を楽しむことができます。

「お気に入り登録機能」と「ハイライト機能」も使える!

有料購読すると、「お気に入り登録機能」や「ハイライト機能」を使うこともできるようになります。

私は、気に入った本を再読したり、オーディオブックを繰り返して聴くことが多いので、特に「お気に入り登録機能」は使い勝手が良いです。

「Blinkist(ブリンキスト)」の無料体験(無料トライアル)を始める方法

「Blinkist(ブリンキスト)」は、1週間の無料体験(無料トライアル)ができます。

ここでは、「Blinkist(ブリンキスト)」の無料体験(無料トライアル)を利用開始する方法を説明します。

この手順に従って手続きするだけなので、とっても簡単ですよ!

【1】公式ウェブサイトにアクセスする

Just a moment...

「Blinkist(ブリンキスト)」の公式ウェブサイト(blinkist.com)にアクセスすると「Start free trial(無料トライアル開始)」というボタンが表示されています。

それをクリックしてください。

【2】必要な情報を入力する

登録画面が表示されるので、Emailアドレスとパスワードを入力して「Create account(アカウントをつくる)」のボタンをクリックしてください。

【3】確認メールが届くのでチェック

間もなく、さきほど入力したEmailのアドレス宛に確認のメールが届きます。

そのメールの中に表示されている「Confirm your email adress(eメールアドレスを確認する)」のボタンをクリックしてください。

これで無料体験(無料トライアル)の登録は完了です。

【4】アプリをダウンロードする

再度送られてくるメールに表示されたアプリのダウンロードボタン(iPhoneなら「App Store」、Androidなら「Google Play」)をクリックして、「Blinkist(ブリンキスト)」のアプリをダウンロードしください。

これで、無料体験(無料トライアル)できるようになります。

【5】無料体験(無料トライアル)ですべての機能をお試しする

1週間の無料体験(無料トライアル)期間中は、すべての機能を利用することができます。

つまり、実際にすべての機能をお試しで使ってみてから、有料購読するかどうかを決めることができます

もちろん、無料体験(無料トライアル)期間終了前にキャンセルすれば課金されませんので、ぜひ無料体験(無料トライアル)してみてください。

コスパ最高! お得なプレミアム年間プラン料金

私は、無料体験(無料トライアル)期間中にすべての機能をお試しで使ってみてとても気に入ったので、有料購読することにしました。

月額が割引されてお得なので、プレミアム年間プランを利用しています。

年間購読料が89.99ドル、1ドル=110円換算で年間約9,899円。1日たったの27円です。

1日1冊読んだとしても1冊27円、1日2~3冊読んだら1冊10円前後です。

これだけ充実した内容のリーディング、リスニング教材がこんなに安く利用できるなんて、コストパフォーマンスめちゃめちゃ高いです。

購読料を年間一括で支払うのはちょっと・・・という場合は、月間(マンスリー)プランを利用することもできます。

年間プランと比較すると月額は14.99ドルと若干割高になりますが、それでも1日あたり約55円です。

プレミアムプラン(年間・月間共通)で利用できる機能は、以下の通りです。

  • 無制限ですべてのタイトルを読むことができます。
  • オーディオブックの利用も無制限です。
  • 自分の気に入った文章やフレーズをハイライトできます。
  • ライブラリーに保存してオフラインで利用できます。
  • エバーノートにハイライトを同期できます。
  • Kindleに転送して読むことができます。

もしも無料で利用したい場合は、ベーシックプランに申し込めば、毎日1冊セレクトされた本を無料で読むことができます。

スタッフからのメールは英語の勉強にも役立つ有益な情報が満載

無料体験(無料トライアル)に登録したら、「Blinkist(ブリンキスト)」のスタッフからメールが届くようになります。

このメールがめちゃめちゃ役に立ちます。

まず、メールは英語で書かれているので、読むだけでも英語の勉強になります。

しかも、勉強用のテキストに載っている英文ではなく、当然ですが英語圏で日常的に使われている英語で書かれています。

メールの内容は、スタッフのおすすめの本の紹介が中心です。

私は、このスタッフからのメールで紹介されている本の中から、自分の興味のある本を見つけて読むことがあります。

有名どころの本なら、タイトルから自分で探して読むことができますが、3,000冊以上もある本の中から自分に合った本を見つけるのは大変です。

そんな時、このメールでのスタッフのおすすめ本の紹介は重宝します。

また、ときどき購読料金の割引キャンペーンなどお得な情報も、スタッフからのメールで案内されます。

実際、私はメールの案内で知った期間限定のキャンペーンを利用して、何と半額でプレミアム年間プランを購読することができました。

スタッフの対応も丁寧で、親切です。

私が、メールでおすすめされていた「The Pomodoro Technique(ポモドロ・テクニック)」という本を読んだときのエピソードです。

本の内容も興味深くて、役に立つものだったのですが、それに加えてナレーターの女性の声や話し方が私好みで、とても気に入りました。

そこで、本を紹介してもらったお礼を兼ねて「Blinkist(ブリンキスト)」のスタッフに送ったメールの中で、このナレーターは誰なのか質問しました。

すぐにヴェルマ(Velma)さんというスタッフの方から返信があり、この本のナレーターは「みんなから愛されているアメンダ(Amenda)さんですよ」と教えてもらいました。

「Blinkist(ブリンキスト)」は本によってナレーターが違うので、お気に入りのアメンダさんがナレーションをしている本を見つけるのも楽しみの一つです。

「Blinkist(ブリンキスト)」を活用した効果的な英語学習法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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HIro
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